ジュリエットの涙.




…何書けばいいんだろう?


あ、昔小学校ではやったやつ!

あれなら楽しいし!


あたしは、“ウインクキラー”と紙に書いた。



五十嵐くんがいる教卓へとあたしは紙を持っていった。

あれ?あたしが一番乗り?

やっちまったー。
てか、転校初日にでしゃばりすぎた?

きゃー!でも今更戻るわけにもいかないし


と、1人で格闘しながら

五十嵐くんに紙を渡した。



すると五十嵐くんは驚きもせず

にっこりと

『おっ、さーんきゅ。』

といった。


なーんだ、全然普通ぢゃん。

そーだよねーあたしもクラスの一員だもん。



ほっとして
あたしは席に戻った。


あたしに続いて
他の子達もぞろぞろと
紙を出しに行った。



集計が終わって


黒板には
出されたゲームの名前が書かれた。



“ドロケイ”
“ドッチボール”
“なんでもバスケット”




“ウインクキラー”