ジュリエットの涙.



『よーし、今日はクラスの絆を深めるためにレクリエーションをやるぞー』

と佐藤先生がいった。


教室がざわめき始めた中

特徴的な声が聞こえた。


『なにやるんすかー?』

男の子の声だ。


『そうだなー…お前が決めろ。よし、みんなー五十嵐の指示にしたがえー』

先生がそういうと

『はあー?またかよー』とだるそうにその男の子は黒板の方に歩いていった。

その男の子は、あたしと同じ窓側の一番はじの席だった。


身長が高くて筋肉質。


…スポーツできそう。

きっと、彼がこのクラスのリーダー的存在なんだろう。



五十嵐…だっけ?


彼は教卓に手をついて

『えーっと…ぢゃあー一人一人紙配るからなにやりたいか書いてー』


と言い紙を配り始めた。