屋上へついてハズキが言ってきた

「どうしたの?あたしを呼び出して」

「ちょっと聞きたい事があって」

サヤカは黙っていた

「ハズキってもしかしたら犯人見てる?」

「え?なんのことだか…」

「ちゃんと聞かせて」

「………」

あたしはハズキの目を逃さない

「うぅ…、みたよ…」


あたしは目を見開かせた
サヤカは口を開けて目をまん丸にしてた

またあたしは質問する

「それで、犯人は男?女?」

「………」

「どっちなの?」

「……………」



「どっちなのよ!!」

サヤカが急に怒鳴りだした

「サヤカッ、そんなに怒んないで」

「あ、ごめん…」


「よ……い、」

「「え?」」

ハズキがボソッと言い
あたしとサヤカは声を揃えた

「今なんて?」

「……妖怪…」

「…よぅ…かい…?」