タイキ少し間を空け
話し始めた

「君は今普通の身体じゃない」
え?
どうみてもいつものあたしの身体

「どういう事?」

「ん~、普通の人間じゃない、の方が合ってるかな?」

はい?
わけが分かんない

「あの、分かりやすくお願い出来ます?」

「ハッキリ言うねぇ♪なら見てて!」


するとタイキは見る見る姿を変えていった

「へ!?猫になった!?」

「うん、オレの能力[チカラ]はこれだけじゃ無いけどね♪」
「喋った!」

 「っぷ!君は面白いなぁ」

「お姉ちゃんおもしろぉい♪♪」

「因みに今の君にもこういったチカラがある」

「え!?あたし元々超能力者だったの??」

 「違う違う、君は元々ただの人間だよ」

不思議な事や現実離れし過ぎたもの見て頭が混乱してる

「1から話すか…、説明苦手なんだよね」

「お願いします」

 「君はあの時、身体が消えかかっていた、透けて無くなりかけていた」
「そこにオレのチカラの元、妖力を君の与えた、それによって君は今身体を維持している」

「普通に妖力で身体を治すこともできるが、専門の医師が必要だった、だが君の様態が非常に危うかった為仕方なくオレの妖力を与えたってわけ♪」

「それで、あたしは今どういう状態なわけ?」

「半妖?かな?ナクナ?」

「半妖♪」

女の子の名前ナクナって言うんだ…

「半妖って!!あたし妖怪の仲間入り!?」

「まだだよ」

「え?」