「ここは…?」
「タイキの家だよ♪」
「誰?」
「ん~…、お姉ちゃんを助けた人!」
あたしは助けられた…
だからここにいるんだよね
声がしたのは覚えてるけどそれ以降は全く覚えてない
「起きたか?」
「あ!タイキおかえりー!」
「……」
ジッとタイキを見つめる
見た目普通の高校生だった
「助けてくれてありがとうございます」
「どういたしまして♪」
明るい性格なのね
「あの、あたし帰りたいんですけど…」
「それは無理だなぁ」
「え!?なっ、なんで!!」
「なんでって、ねぇ」
タイキは女の子と見つめ合い女の子も
「ねぇ♪」
少しイラッとした
「しょうがない、話すよ」


