影は吹き飛ばされあたしは影から離れ宙を舞った

「よっと、大丈夫か?」

タイミング良く男がキャッチしてくれた


「………」

あたしは喋れない

「こりゃまずいな…」


〔こんのっ!!〕

影は起き上がり男に攻撃を仕掛けようとしたが

男とあたしはもうその場にいなかった



〔ふん、まぁいい、今はお腹いっぱいだ当分は動かなくて済むだろう〕


影は身を潜めた



……………
…………
………
……




とある一室



「ん、ん゛~、ふぁ~」

頭がボーっとする…

ん?ここ、どこ?
あれ、あたし…

………

ッハ!!!

ベッドから勢い良く起き上がり立ち上がろうとした瞬間足元がぐらつき床に倒れてしまった


その音を聞きつけたのか
女の子がすぐ来た

「お姉ちゃん大丈夫!?」

「う、うん」


あたしはまたベッドに寝そべった