サヤカ家



「相変わらずの広さだね」

サヤカの家は本当に広い
さすがだ…

 「うん♪でも広すぎるかなぁ」
「もう少し小さくていいよ」

そういうセリフを一生のうちに一回は言いたい


「サヤカ様、ナオ様、お風呂の準備が出来てます」

「あ、ナオ、入ろ入ろ♪♪」

「う、うん!」

あたしがお風呂の準備してる最中にサヤカと執事は夜の話をしていた

「トウマ、例の物と夜の手配済んでる?」

「既に」

「ならよろしい♪」

「ナオ行こっか♪」

「うん」



………………
……………
…………
………
……





 「ふぃ~♪♪」
「気持ち良かったぁ~♪ね?」
「うん」

 「夜までまだ時間あるからゲームでもしよっか♪」
「ハズキもこの時間は動かないでしょ」

「うん」

時間は17時28分

外が暗くなり始めてる
ハズキの行動は執事のトウマとその他が見張っている
ハズキが行動を起こせばすぐに分かる

一応サヤカはお父さんにも話していた
夜に娘がいなくなっては過保護な父は正常でいられなくなるから