屋上に残ったあたしとサヤカは同じ考えをしていた
あたしとサヤカは勘が鋭過ぎるくらい鋭い
お互い見合って
「「ハズキが危ない」」
「サヤカ、今日泊まっていい?」
「もちろん♪♪」
「ナオが泊まりに来るの久しぶりだね♪」
「そういえばそうだね」
そうだ
あたしが引っ越してからは泊まってない
前は週1で泊まっていた
「お母さんに荷物持ってくるようにメールした」
「準備万端だね♪」
「教室戻ろうか」
「うん♪」
あたし達は屋上をあとにした
……………
…………
………
……
…
屋上の影に潜んでいたものが姿を現した
グルルルル…
〔今日は獲物が増えるかもな〕
その目は濁った緑をし
からだは影…
影そのものだった
〔夜になるまで休むとするか〕
再び影の中へと身を潜めた


