よろつく足で、第二特別教室に向かうと、金子はすでにそこにいた。 時計の針の音を数える余裕もない。 「おそいよ、あきべー…」 キヒキヒと笑いながら、金子が私に近付く。 来ないで… 「はーい、測定開始」 金子が私の上に覆いかぶさってきた。 理性を忘れた腕が、指が、私の体を弄びはじめる。 たすけて… 満………