「大丈夫か?満…。」 「ぇ、あ、うん……」 「一人にしてごめんな…。怖い思いさせたな…。」 「だ、大丈夫…空の…せいじゃ………ない。」 空はギュッと私を抱きしめる。 「空……」 ふと落ちた花束が目に入った。 満がおいていったものだ。 満は別れる前の満にちょっと戻っていた気がする。 それでもまだ、私の恐怖心が抜け切れてないのは明らかだったけど……… 花束を拾おうとすると、空にとめられた。 「やめとけ。無理して拾うことない。思い出すとつらいだろ。」 「…………。」