《……お前なんか大っ嫌いだ!!》 《……全部……お前のせいなんだぞ!!》 《お前なんて生まれてこなければよかったのに!!》 遠い昔の幼過ぎた自分の言葉が頭を巡る。 ……ある日突然現れた……俺のたった一人の『兄』 頭が良くって、優しくて、手先が器用で社交的。 少女に見間違うほどの美貌に、どこか心に響く不思議な声。 それが俺の……『宿敵』だった。