「な、なんで裸なの!?」 その問い掛けに茶髪の男は眉を顰めて、自分の布団をベロンと捲った。 「俺達は下履いてるけど?」 そう言って茶髪の男がジーパンを履いたままの下半身を指差し、意地悪そうに笑う。 それと同時に捲られた布団の中から、黒い何かがノソノソと這い出てきた。 「……うな~ん」 黒い『毛玉』は急に起こされたせいか、不機嫌そうに小さく鳴いた。 ……ね、猫? ポカンと口を開いたまま黒い毛玉を見つめる。