二人は流石は兄弟というか、笑いのツボが似たり寄ったりの様で、それから暫くの間、事あるごとに『ディープ、ディープ』と笑いのネタにされた。 ……そんなに可笑しい事ではないと思うけど。 そんな事を思いながらも、二人の態度に安堵していた。 ……この二人にだけは嫌われたくない。 『ここ』を失えば……私に行く所なんてない。 出会ってたった一週間の二人に、私は異常なほど信頼を寄せていた。 ……その理由は分からない。 でも、この『ワンルーム』は……とても優しかった。 ……ただ……それだけ……