「この身体に流れる《血》が、俺とお前を繋いでる。だから俺達は……ずっと一緒だ」 明はそう言って笑うと、真っ直ぐに僕を見つめた。 ……この身体に流れる《血》 それは僕にとって全く関係ない様で、やっぱり深く関係があって……非常に複雑で面倒なモノ。 でも……それも悪くない気がする。