……僕は……最低だ。 酷い嫌悪感に襲われながら、彼女の服を洗濯機に放り込みスイッチを押すと、自分も明と同じ様に布団に入った。 彼女は疲れていたのか、微かに震えながらも、すでに小さな寝息を立てていた。 寒さに震える様に小さく丸まり、無意識なのか傷付いた左腕を庇う様にして眠っている。