「……迷惑かけてごめんなさい。……お礼とか……」 「いらねぇよ」 茶髪の男が少し不機嫌そうに私の言葉を遮る。 「……で、これからどうするの?」 黒髪の男がそう言って窺う様に私の顔を覗き込んだ。 ……これから…… ……何も考えてなかった。 困った様に俯く私を見て、黒髪の男が小さく溜息を吐いた。