でも今更こんなことを思ったって過去を変えられるわけじゃない。 そんなこと私でも理解している。 だけど… ついそう思ってしまうんだ。 これから先も水木くんだけを好きでいたら、水木くんは私を好きになってくれるのかな… でもそのためには私が勇気を出さないと駄目だよね。 夕日が綺麗な空を見ながら私は思った。 いつか、水木くんに告白できる日は来るのかな… 貴方の笑顔が私に向けられることはあるのかな… 私の想いが届くといいな――…。