そんなことはないって心では分かってる。 もうそんなことを続けてから1年は経つのに… 私ってほんと馬鹿… 大が付く馬鹿だ…。 「空、帰ろ♪」 玲衣の言葉で我に変える。 『あ、うん。帰ろっか』 「どうしたの?元気ないじゃん?」 『そう?大丈夫だよ♪』 だけど、ずっと一緒にいる玲衣には気付かれてしまった。