先輩と私。


「くっそ。」

たつ、やっぱり私はお荷物なんだよね。

ごめんね。

「なんでそんなこと言うんだよ。
なんでそんなに謝るんだよ。

全部、全部、俺が悪いのに」

--ぽたぽた--

涙が床に落ちる。

「立てるか?とりあえず、場所変えよ。」

足がふらふらしている私をたつが支えて

屋上へいった。

「ごめんな 俺、りほを守ってるつもりだった。
でも、沢山傷つけちゃったな。
ごめんな。」

「うーうん、大丈夫。」

本当は大丈夫じゃないけどね。