きっと、「ずっと前から好きだった私」への謝罪。 でも今、何より幸せだから。 私が微笑むと、ミケはホッとしたような笑みを浮かべて、フェンスにもたれて座る。 私もそれに続いた。 穏やかな時間が流れていく。 ……村瀬くんに、謝らないといけないな。 ぼんやりと考えていると、ミケが動いた気配がした。 「……!」 そのまま、ぽす、と膝に頭を乗せて…… これ、ひざ枕だよね。 恥ずかしい、けど…… 照れ臭さと一緒に愛しさが襲ってくる。 そのままふわふわとした髪を撫でてみる。