青空観測

朝起きて、学校に行って、部活に行って、帰宅をして、眠りにつく。その時々で、ご飯を食べたり、洗面したり、学校への身仕度をしたりと色々挟む。これは毎回、内容や時間が違うけれど、根本的にはやっぱり毎日が同じ動きで。僕らは同じ流れを繰り返す。人間の一日は呆れるほど機械的で、凄く淡々と過ぎていくのだ。

眠りにつけば嫌でも朝はやってくるし、時間が来れば学校にも行かなきゃならない。
学校に行けば、やることはいつも決まっているし、それが終われば足は自然と部活に向かう。そしてやっぱり部活が終われば自宅へ帰るし、夜が来ればまた眠りにつく。

毎日がそれの繰り返し。


息つく暇なく流れるとき、それにあわせ、僕らの日常も忙しなく流れる。

繰り返される日常、
目まぐるしく流れる時間。

感覚は鈍くなり、
年月こそ感じはするが、
このサイクルに終わりなどないような、そんな妙なきになってきて。
一瞬など永遠の一部分でしかないような、そんな気がしてくる。永遠なんて馬鹿な人間の自分勝手な幻想に過ぎないのに。