いよいよ新会社設立に向けて

俊哉は毎日のように、仕事を頑張っていた・・・

・・・毎日ごぜんさま 体がもつのか心配だった。


新会社の設立に関して、俊哉は今まで以上に一之瀬の父からノウハウ
を習得しているように感じた。


忙しくしている俊哉の眼はいつも以上に輝いていた・・・
充実しているのだろう・・・


いよいよ新会社のプレス発表の時・・・

社長は一之瀬の兄がなることになった。

双方何も問題はなく、一之瀬の父もいずれNFを任せるためのステップと考えたみたい・・・


今回の割合はNF6割、ABC4割の株割合。

他に回さず一之瀬と鳴海で所有することになった。

・・・少しだけど、私ももっているのよね・・・

会社が安定するまでは、一族で所持をするため、株式に上場しなことになったみたい・・・詳しいことは、よくわかんない・・・



////兄の社長就任あいさつが始まった///

兄は、弁護士だからか、みんなをひきつけるっていうか、話しぶりなのか、容姿なのかは不明だが・・・

そうです。兄はまだ、独身。結構いい年・・・彼女はいません。

父も仕事関係で結婚を強要するつもりはなく、本人の好きな人と結婚してOKとのことなのだが・・・いまだ、結婚の話は聞かない・・・

こんな兄だか、女の人にモテルらしい。昔の俊哉のように、ホテルから出社したことも多いとのこと・・・

まったく、男はすぐにごれだ・・・




私は・・・というと、ABCの社長夫人として、パーティーに出席中・・・

なのだけど、いろいろな会社の偉い人からいっぱい声をかけられる。

それはいいのだけど、

「一之瀬社長のお嬢様ですよね・・・」

間違ってはないなけど・・・とりあえず言いなおしておいた・・・

『鳴海がいつもお世話になっております。』

「・・・・・一之瀬社長のお嬢様では??」

『一之瀬は父ですが、鳴海は主人ですので・・・!!』


びっくりしましたって・・・
これって結構有名な話で、知らない人は父な俊哉から論外扱いされているって感じでしょ・・・
まったくもっ!!