駅のロータリーで俊哉を待っていると…


「みさきちゃん?!」

って声をかけられた…

声をかけてきたのは、課内で私にやさしくしてくれていた彼…

『あっ。お疲れさまです…』

眼があった…

彼の眼を見たとき、ちょっと嫌な予感はしていた…


「美咲ちゃん…タクシー待ち??よかったら送って行くよ。」

『いいえ。大丈夫です。家族に迎えを頼んだので…』

きちんとお断りをしないと後から厄介だから…


でも、私の言葉を聞いていなのか??彼はまた、誘ってきた…

「美咲ちゃんっ。多分お互い気がついていると思うけど…
 俺美咲ちゃんのこと好きなんだよね…
 美咲ちゃんも俺のこと好きだよね・・・
 俺たち付き合おうよ…」


『えっ??』