あれから色々とあった…

まずは、そうしの両親のこと。

どっかのお嬢様と仕事がらみで結婚をさせてと考えていたらしく反対をしていた・・・

でも、そうしが、それなら家業は継がないと言い出し…


また、美咲までもが鳴海と一之瀬の名前を使い

二人の結婚を許さないなら、取引を中止させると言い出した…

美咲は怒らせると何をするかわからない…


子供のころの美咲にとっては一之瀬の名前は重荷以外なにものでもなかった

が、大人になった美咲はその名前をいいように使っているように思える…

鳴海の名前だけなら、前田物産との取引などあまりないので、そうしの両親

も納得はしなかっただろうが、一之瀬の名前まで上げられたら、何も言うこ

とができない。

それはオレの時と同じ。



一之瀬の名前を使い要求が通らない事はない。それだけすごいってこと。

まあ。その凄い一之瀬のお嬢様がオレの奥さんとはある意味幸せなのか…




そして、二人は結婚することになった…

二人とも幸せにほしい…