[続]愛しき人

「ごちそうさん。朝から暑いねぇ―・・・」

そうしさんに冷やかされた…

でも、よかった。みなみは起きてなくて…

いくらなんでも、みなみに知られるのは恥ずかし…


「おー。そうし。起きてたんか。」

「まあなっ。でも、いくらなんでもオレらがいるのに風呂場でヤルのはまずいっしょ・・・俊哉・・・少しは美咲ちゃんのこと考えてやれよ…」

「ばーか。美咲を考えてヤったんだよ」

「そういう意味じゃねえよ。他の女の子と考えてヤってたら、最悪だ。」

「まあな。オレは美咲じゃないともう感じねぇから…」

「おれも…同じ。みなみとじゃないとやれない」

『・・・・・・』

「美咲。どうした??」

『あっあのぅー。朝かヤルとか…恥ずかしいんですけど…』

「あれっ。美咲ちゃんだめだった?でも、美咲ちゃんも朝から大胆だよね…その格好…なんか人妻に誘われてるって感じ…」

『あっ…バスローブのまま』

「馬鹿。美咲。さっさと着替えてこい!!そうしも見てんじゃねぇー。」


あわてて、着替えを済まして。

リビングに戻ると、みなみがちょうど起きてきたところだった・・・