[続]愛しき人

「美咲…おはよう」

『としや…おはよう。もう少し寝ててもいいのに。疲れとれないよ』

「いいんだ。ぐっすり眠れたから、もうすっきり。ちょっと頭が痛いけど。」

『やっぱりね…薬出しておいたから、飲んで。大丈夫そうなら、シャワーかお風呂入ってきて…』

「美咲は大丈夫なのかよ?」

『私はほとんど飲んでないもん。』

「そっか…みさき。あいつらまだ当分起きないだろうから…一緒に入ろうよよ…」

『だめ。いつ起きるかわかんないでしょ』

「いいじゃん。もし見られたって。
昨日のおあいつら見てたら、美咲を抱きしめたくなっちゃった…」

俊哉も同じ事を考えていたんだ…
私もみなみの幸せな顔みてたら、、
急に俊哉にぎゅってしてほしくなって、
俊哉を近くで感じたいって思っていた。

『うん。一緒に…』

正直、二人が起きたらって思ったけど…それでも、俊哉の傍にいたくて…

一緒にお風呂に入っていた…

部屋に友人がいるのに…恥ずかしい…
でも、俊哉をより近くに感じて、この上ない最高の気分だった…

俊哉と一緒にお風呂からでたら・・・