「美咲っ!そうしの様子はどう?相変わらず??」

『うん。課長、今日も告られてたよ。受付の子だと思うけど…かっこいい彼氏を持つと彼女は気苦労が絶えないねぇ―…』

「美咲に言われたくない…専務みたいな色男と結婚したんだから…」

『・・・・』

「私、いつも心配なんだぁー。総務にいたころはいつも顔みることできたけど、今は会わない事のほうが多いからさ。噂で、そうしの話を聞くと心が痛苦しくなるんだ…あたし、重症かも…」

『私も、みなみの気持ちとっても良くわかるよ。私も同じ気持ちだもん。
課長の事はできる限りみおくから…変な女に言い寄られないように』

「ありがとう。唯一の救いが美咲の部署ってことだけだから…
そうしは企画開発に戻りったがっていたから、仕事は楽しいと言ってるし…変な事言って仕事の邪魔はしたくないし…」

『難しいよね、仕事好きな男を好きになると…悔しいけど仕事には勝てないような気がするもん。
・・仕事と私どっちが大事…っなんて情けないし…
まあ、仕事をほおっているよな男は逆にひいちゃうけどね。』

「そうだよね…わかるぅー。なんか美咲に愚痴ばっかりでごめんね…」

『そんなことないよ。私も色々と心配なこともあるし、みなみに聞いてもらえると元気出るから…こちらこそって感じだよ。
みなみ…課長に今の不安な気持ち伝えてみたら??きっと、課長なら受け止めてくれると思うよ…』

「美咲…ありがとう。でも、呆れられたりしないかなぁー?」

『あんたが好きになった男はそんなに薄っぺらな男なの。
私が仕事で見ている課長は少なくてもそんな男じゃない。
ちゃん受け止めてくれる男だよ!!』

「そうだよね。みさき…ごめん。ありがとう…」

『ごめん。少し言いすぎた…』


そこに、俊哉が帰ってきた…