・・・私がマンションに戻ってきてから、数か月が経過していた・・・

私は、辞表を提出して、仕事を辞めた…


体がだるい上に、吐き気がする…

風邪だと思い、いつもの病院に受診した…


風邪ではなかった…


「おめでとうございます…妊娠3カ月に入っています」

ドクターから伝えられた。

私は、すぐに、あの日の子供だと感じた…


そう、私がマンションに戻ってきて、俊哉にたくさん愛されたあの日…

正直。うれしさと不安がいっぱいになった…


俊哉は喜んでくれるのだろうか?

不安に押しつぶされそうになって、そのまま一人にはなりたくなかった。