「簡単に言うと
一条さんに生徒会長様を
起こして欲しいんです!!!
生徒会長様は
いつも低血圧で起きれないんです
なかなか起きなくて
いつも困っているんです
生徒会長ですから朝の見回りとか・・・」
「で・・・・・
何で私がやらなきゃいけないんだよ??
別に私じゃなくても
あんたとか、校長とか
その他もろもろの教員とか
でもいいじゃん・・・」
「その他もろもろの教員・・・???」
「そんなのどーでもいいわ!!!
何で私なのかって聞いてんの!!!」
「あぁ・・・・
一度校長先生が
生徒会長様を起こしに
行かれたことがあるんですけど・・・
凄く機嫌が悪くなられて・・・
部屋の壁を殴って壁を壊されて・・・
まぁ・・・・とても大変騒ぎに・・・」
えぇ~~~~~
何だよその理由・・・
しかも壁ぶち壊した・・・
ドンだけ力あるんだよ・・・
パない・・・
「だからって
私が行く理由あるか???
私に凄く冷たいのに」
「いえ全く
あんな生徒会長様は初めて見ました
表情がとても穏やかで
あんなにお話になってるところは
入学して2年初めてのことでございます」
「へぇ~~~
入学して2年かぁ~~~~あ???
2年???
あいつ中2なの???」
「え???
あ、はい
ちなみに同じクラスですよ
一条さんと」

