上機嫌で歩いていた
道は屋上までだと覚えた
なんとなぁ~く足取りが軽い




と前から誰かが歩いてきた

げ!!!!!

多分今の中で
2番目に会いたくない人
どうやら私に気づいたらしい・・・・



た・・・・・田部・・・・・

「あら、おはようございます
一条さん早いですね
今日は少し冷え込んでますし・・・・
あっ一条さん朝ご飯食べられました???」

朝からテンション高いんだよ!!!!

「食べてない」

「食べないといけま・・・「黙れ」

「ハイ・・・・・」

「私は今から屋上に行くんだ
邪魔をするな・・・
田部のくせに慣れ慣れしい」

ショボ~ンとしてしまったらしい
田部は俯いてしまった
そんな奴を置いて立ち去ろうとしたとき

「あのぉ~」

田部が話しかけてきた

「何だ・・・・・」

「1つお願いが・・・・
もし引き受けてくださるのなら
授業・・・でなくて良いのですが・・・」

「お!!!!
何だ、それならいいぞ!!!!」

「え~と・・・・・・・・」