「久しぶりのメディア出演となります、sabotageの皆さんです‼」
司会者が俺達の紹介をする。
「今夜は明後日発売のニューアルバムの曲を歌ってくださるんですよね?」
「はい、全て英語の歌です。緊張してますがよろしくお願いします」
蓮がマイクを持ってにこやかに返す。
本当に緊張してるのか…?
「それでは参りましょう、最初の曲は…」
スタッフに席に案内され、座る。他の出演者も座った。
スタジオが暗くなり、トップバッターのアーティストが歌を歌い始める。
「那智」
隣に座っている蓮が声をかけてきた。
「何だよ」
「…実感、あるか?世界に行くっていう実感…。俺さ、世界に行くのは夢だったよ。でもさ今その夢が叶おうとしてるのに…実感が全くないんだ」
「あ、俺も。なんか変にリラックスしてる」
「俺も俺も」
真と馨が同意を唱える。
「…変に緊張してるよりはいいだろ。それにまだアルバムが発売されたわけじゃないしな。発売されて、店頭に並んでるのを見て、ようやく実感…ってところだろ」
「あーそうかもな」
三人は納得したように椅子の背もたれに寄りかかる。
そうこうしているうちに、トップバッターの歌が終わった。
俺達は拍手をする。
司会者が俺達の紹介をする。
「今夜は明後日発売のニューアルバムの曲を歌ってくださるんですよね?」
「はい、全て英語の歌です。緊張してますがよろしくお願いします」
蓮がマイクを持ってにこやかに返す。
本当に緊張してるのか…?
「それでは参りましょう、最初の曲は…」
スタッフに席に案内され、座る。他の出演者も座った。
スタジオが暗くなり、トップバッターのアーティストが歌を歌い始める。
「那智」
隣に座っている蓮が声をかけてきた。
「何だよ」
「…実感、あるか?世界に行くっていう実感…。俺さ、世界に行くのは夢だったよ。でもさ今その夢が叶おうとしてるのに…実感が全くないんだ」
「あ、俺も。なんか変にリラックスしてる」
「俺も俺も」
真と馨が同意を唱える。
「…変に緊張してるよりはいいだろ。それにまだアルバムが発売されたわけじゃないしな。発売されて、店頭に並んでるのを見て、ようやく実感…ってところだろ」
「あーそうかもな」
三人は納得したように椅子の背もたれに寄りかかる。
そうこうしているうちに、トップバッターの歌が終わった。
俺達は拍手をする。



