俺様は、またも不適な笑みを浮かべ

「もう終わり～？もっと見せつけたいのになぁ。ザンネン。」

と、言う。
この時あたしの中でなにかがプツンと切れて、






「サイッテー」
と言うのが遅いか早いか、あたしは俺様の白いきれいな頬を叩いて、教室を抜け出した。








それから、ただ走って走ってできるだけ教室の遠くに行きたくて。


ーーーーーーーーーー着いたのは、使われていないホコリまみれの準備室だった。