恋心屋

「ちょっと、立ち寄りませんか?」


僕の町に戻ってきたときに、ミツキさんが言った。


家の近くまで送ります、と言ったので、丁重に断ろうとおもったけれど、


「私は迎えがきますから、大丈夫です」


そう言ったので、しかたなく家の近くにあった公園に行ってみた。