暖かい日差しが、あたしを照らし出す。 桜舞うこの季節。 あたしはこの後、高校生にして 自分の居場所をなくしてしまうのだ。 もちろん、この時のあたしには 知るはずもなかった。 そう思うくらい幸せな日々だった。