キーンコーン...
「よーし、ぢゃあ朝のHRを始めるぞ。」
あれ、チャイム鳴ったしもうHR始まるのに俺の隣の席のやつこねぇぞ...??
「先生、俺の隣の席のやつまだ来てねぇんだけど...?」
「あー、星風か。残念だが、熱を出したそうで...欠席だ。」
まぢかよ...。
ちょっと楽しみにしてたのに...。
病弱女子かよ、苦手だし。
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「残念だったねー。あの子、緊張すると熱でちゃうらしいんだよねー。」
「ずいぶん詳しいんだな。仲よかったのか?」
「全然。話したこともないよ。」
え。ぢゃあなんで....?
「可愛いから男子にモテてたんだよ。うちのクラスの男子も、同じクラスぢゃないのになぜか星風さんのことについては情報早かったんだよね。」
「そうなのか...。」
「うん、早くて正確だった。」
「すげぇなぁ...。」
そんなに大勢の男を魅了した女...?
すげ。
「早くこないかなぁ～...。友達になりたい♪」
「お前、面白い奴だなぁ。」
「そう?ありがと＾＾」
「どーも。」
こいつもおもしろいな。
「私結構あんたのこと気に入ったよ♪」
「俺も。意外と話しあうしな。」
「今日初めてあったとは思えないよね」
実際、今日初めて会ったんだけどな。
まぁ、1番最初に出来た友達が女っていうのも、貴重な体験かもしれねぇな。
