すごく長く感じた1週間半が過ぎ、文化祭一日目。
午前中はカフェで店員をしていた。友達は女子に声を掛けたり掛けられたりして楽しんでいた。俺も祭りの雰囲気は好きだし、何より夏美がもうすぐ来ると思うと嬉しくてつい笑顔になる。
昼時のピークが過ぎやっと裏方に戻った。
<10分後に学校前に着くバスに乗ったよ>
と夏美からメールが着ていたのは…20分前!?
やばい夏美着いてるよっ
迎えに行かなきゃと飛び出したとき、クラスのやつがニヤーっとした顔をして
「ゆうきー、お客様だ。」
ってまさか
「カ ノ ジョ」
と語尾にハートマークを付けたそいつの横には困惑した夏美がいた。

