中村くんってといいながら笑う佑樹は本当に可愛い。


「あ、夏美もうすぐ誕生日だよね?平日だから夕方から会いたいんだけど」


「うん。バイトも何も入れないっ!!」


「ん、よろしく。でも夏美が19歳かぁ…」

「見えないとか言ったらまた拗ねるよ?」

「てことはまたキスしていいってことですよね?先輩。」



/////くそぅ 無視だっ無視っ


「せーんぱーい」




「キスして、いい?」

「…人、多いからヤダ。」


ちぇっと舌を打ちながら佑樹はご機嫌に道を歩いて行く。