向日葵を君に。


ガラッ

保健室のドアが開く。

「せんせー何やってんの?扇風機もつけないで」

彼は笹木楓。例の常連。

「………」

「あーあー。汗まみれじゃん、先生。」

楓くんは笑いながら部屋の隅に置かれた扇風機をつけた。

「はい、これ今日のアイス」

楓くんは、いつも近くのコンビニで買ったアイスを持ってくる。