大人しく前を向き、
黒板に
ズラリと書かれた文字を
ただひたすらに書く。


はあ、つまんないな…


また再び窓の外へと
目をうつす。


あたしも
体育の授業やりたい!


そんなことを思っていると
なんだか痛い視線が
突き刺さった。



「姫埼!!」



「す、すみません!」



もー、最悪だな。