「なっ……なんっで……? 誰もわかってくれないの?」 1人、部屋の隅で膝を抱えて泣き崩れた。 龍だけが……私の理解者だった。龍だけが……私を見てくれた。龍だけは……私を怖がらなかった。龍がいたから……今まで頑張れたのに……笑顔になれたのに……龍がいないんじゃ……意味がないよ。