この場所で過ごして 4




あたしは蓮見とお店の奥に行った。


奥は畳の部屋でどうやら蓮見の両親の休憩室のようだった。


あたしは畳に座り蓮見はポッドとカップを持ってきた。



「ほら、飲みな」


「ありがとうございます」



蓮見はあたしにお茶を入れる。


蓮見はいつも通りで何も変わってない。