この場所で過ごして 4




「やあ!」


「よお…」



草宮の声は明らかに元気がない。


顔もやつれているように見えた。



「もう!草宮が学校休むなんて珍しいからびっくりしたよ!」


「そうか…」



あたしは草宮の正面に足を崩して座った。