「申し訳ございませんでした!」



竜矢は床に座り土下座をした。



「私があんなことをしたから…、西野さまが怒られ…」


「竜矢、ありがとうな」


「え?」



竜矢は顔を上げる。



「俺、竜矢のこと大好きだから」


「名央さま…」