俺なんてダメな子なんだ! 俺なんかいないほうがいいんだ! いないほうがみんな喜ぶんだ。 そっちのほうがいい… 俺なんかいなければいいんだ。 俺は暗い夜の街をさまよった。 歩くのは会社帰りのサラリーマンばかり。 俺にとってまだ夜の街は慣れなかった。