紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜



「明日、大阪に着いたら、九州へ帰るか?関空でも…大阪駅でも…ま、車でそのまま戻ってもいいし…。」

昌磨は、私の瞳を真っ直ぐに見て言ってきた。


一瞬、その眼力に負けそうになりながらも、

「どうして…そんな事をきくの?やっぱり私が迷惑なの?」

と、尋ねる事が出来た。


「いやさ…、それだけ心配してくれる友達がいるのなら…って…。」

昌磨はもっともらしい事を言った。