紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜



「昌磨…何をしようとしたの?」

華央璃ちゃんはベッドガードに両手を置いて、体を突っ込んで睨んできた。


俺はその凄みに耐える事は出来なくて、体を起こすと、

「ん…、華央璃ちゃんの捜索状況を知りたくてね…。」

と、正直に答えた。

「…それ…だけ?」

と、言いながら華央璃ちゃんは携帯を操作している。

「ああ…。」

俺はそんな華央璃ちゃんを黙って見つめる事しか出来なかった。

どう…でてくる…!?