紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜



「ああ…、これ?全然!!」

と、普通に歩き出した時に、華央璃ちゃんの顔は瞬間沸騰のヤカンの如く、湯気を出している感じだった。

「なんか…段々暴力的になってきたから…。もっと、女の子らしくおしとやかに…。」

と、話す俺の言葉をシャットアウトした華央璃ちゃんは、下関のフグのお腹より頬を膨らましていた。