そんな華央璃ちゃんを見て、笑みがこぼれそうになるのを堪えると、 「さあ、行くぞ…。」 と、俺は再び船室に向かって歩き始めた。 そんな俺の後をブツブツ言いながら着いてくる華央璃ちゃんの気配を感じて、声を出して笑いそうになるのを必死で抑えていたのだった。