「わかった…、でも食べるの、フェリーの中のレストランのつもりだけど…。」 と、俺は車をロックした。 「いいよ…。船のレストランか…いいね。」 と、華央璃ちゃんは、俺の横に並んで笑顔を見せる。 「あのな…、期待し過ぎるとガッカリするかもしれないぞ…。」 と、俺が言った時だった。 「笑った!」 と、華央璃ちゃんが俺を指して叫ぶように言った。