紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜



すると、華央璃ちゃんは………………………。


「仕方ない、1回だけだよ…。」

と、顔を紅く染めて俯いた。


はぁ〜!?

な、何が……………。

俺は、酸欠で水面に上がった、金魚の如く口をパクパクさせながら、華央璃ちゃんを見た。


そんな俺を見て、吹き出した後、しばらく笑い続けてから、

「昌磨、サイコー…。有り得ないって言ってんのにぃ。いたいけな女子高生に何を期待しているのかな?」

と、楽しげに俺の左頬を指で突っついてくる。